おきねえ
貯金額として目標にすることが多い貯金1000万円ですが、実際に貯金1000万円を超えたらやるべきことは何かわからない方が多いと思います。
だいちゃん
えのやん!
おきねえ
目次
貯金1000万円を超えている人ってどれくらい?
おきねえ
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」では、貯金額が1000万円を超える人の割合は以下の通りです。
独身で貯金1000万円以上
- 20代 2.3%
- 30代 18.5%
- 40代 21.3%
- 50代 28.4%
- 60代 36%
だいちゃん
おきねえ
2人以上世帯で貯金1000万円以上
- 20代 6.8%
- 30代 11.3%
- 40代 20.7%
- 50代 32.8%
- 60代 40.1%
えのやん!
おきねえ
貯金1000万円超えたらまずやるべきこと
おきねえ
単純に銀行に預けていれば良いという考えは、リスクがあることをご存知でしょうか?
銀行預金を分散
銀行の普通預金に1000万円以上を貯金している場合はペイオフに注意しましょう。
ペイオフ制度とは、預金保険制度と呼ばれているもので、銀行が破綻した場合、保護される預金の範囲などを定めた制度のことを言います。
ペイオフ制度で保護される預金は、1つの金融機関あたり1000万円になるので、貯金1000万円を超えたらまずは銀行預金を分散して破綻に対する防御を図りましょう。
同じ銀行の別口座や別支店で作った口座の場合、全て合計して1000万円の範囲内にされてしまうことがあるので注意しましょう。
銀行の大口預金を検討
貯金1000万円を超えたら、定期預金よりも利息面で優遇される大口預金を検討すると 良いでしょう。
利息に関しては交渉次第になりますので、大口預金は各種金融機関のホームページなどには記載がありません。
一般の定期預金に比べて高利息なのが大口預金のメリットですが、預金額が1000万円を超えた場合はペイオフ制度の対象外になりますので注意しましょう。
三分法で投資
多くの投資信託で採用されているリスク回避の方法として、三分法というものがあります。
三分法とは、財産を3つの金融商品に分けて投資をするという方法のことを言います。
例えば貯金1000万円超えたら、「333万円を株式投資、333万円を不動産投資、333万円を定期預金に入れる」などという投資の方法です。
えのやん!
おきねえ
貯金1000万円超えたら、さらにお金を増やすためやるべきこと
おきねえ
ここからさらにお金を増やすためにやるべきことを勉強しておきましょう。
変わらずコツコツ貯金
貯金1000万円を超えたのも、これまでコツコツ貯めてきた成果であって素晴らしい努力だと思います。
目標である貯金1000万円を超えても、特に使い道がないのであれば、そのまま継続して貯蓄することも悪いことではありません。
ただ、低金利である現在の状況を見ると、そのまま貯金を銀行に寝かせておくのはもったいない様な気がします。
変わらずにコツコツ貯金しながら、一方で資産運用を検討し両立しながら貯蓄額を増やして行きましょう。
定期預金先を変更
先程お話しした大口預金も1つの方法ですが、金利を少しでも得たいのであれば定期預金先を変更する方法もあります。
オリックス銀行やSBIネット銀行、楽天銀行などネット銀行の定期預金は、金利もよくお得な金融機関と言われています。
主要な金融機関の金利情報をよく確認して比較し、1番良い定期預金先を選びましょう。
インデックス型投資信託で資産運用
株式型投資信託には、主にインデックス型とアクティブ型があります。
中でもインデックス型投資信託は、あまり冒険せずに手堅く増やして行きたいと言う方におすすめの方法です。
インデックス型の投資信託は、日経平均株価やTOPIX(東証物価指数)に連動するように設計されている商品が多く、投資に慣れていない方でも値動きが把握しやすいと言われています。
また、アクティブ型と比べると、ファンドマネージャーによる投資先の分析や商品の入れ替えなどが少なく、信託報酬が低く抑えられている点もおすすめする理由の1つです。
個人向け国債を検討
国が発行する債権のことを「国債」と呼び、「個人向け国債」とは債権を個人の投資家向けに買いやすくしたものを言います。
債権の中でも比較的安全性が高い商品であり、個人向け国債は銀行や信用金庫、証券会社などの金融機関で取り扱いがあります。
一部の証券会社では、個人向け国債をインターネットで購入することも可能なので誰でも始めやすい投資の1つと言えます。
低リスクで資産運用にチャレンジしたいと言う方は、元本を確保する部分として個人向け国債を検討してみるのも良いでしょう。
えのやん!
やっぱり株式投資はある程度リスクもあるし、値動きの変動も大きいからしっかり勉強してから始めないとなー。
おきねえ
えのやん!さんの言う通り、貯金1000万円を決してムダにしない為にもまずは自分で資産運用を学ぶ姿勢が大切と言えますね。
まず貯金1000万円超えるためにやるべきこと
おきねえ
最後に、貯金額がまだまだ1000万円に到達していないという方向けに、貯金1000万円に向けてやるべきことをご紹介しておきます!
何の為の貯金なのかを明確に
まずは何の為に貯金を始めるのか、目標を明確に設定しましょう。
「子供の教育費」「住宅購入費用」「旅行代金」など、貯金を始めるには動機が重要です。
目標がはっきりとしていれば貯金も長く続けやすく、原動力にもなります。
具体的な貯金の金額設定もやる気に繋がりますので、「何年後にいくら貯金する」のかをイメージしましょう。
1ヶ月の出費を洗い出す
貯金する際に1番重要なのが、「いくら貯まったか」ということよりも「いくら使ったのか」ということです。
要は、貯金をするときには支出の管理が大切だと言うこと。
まずは、何にいくら使っているのか1ヶ月の支出をチェックしましょう。
自分が何にお金を使っているのかを細かく把握することで、ムダ使いを発見することが出来ます。
天引き貯蓄を利用する
具体的な貯金目標額が決まったら、給与の振込口座から自動で貯蓄口座に送金される「積立口座」を利用すると良いです。
勤務先の会社に「財形貯蓄制度」があれば、ぜひ利用してみましょう。
簡単に引き出すことが出来ない口座なので、貯金が苦手な人でも頑張って続けやすい方法です。
銀行に行く手間も省けるので、一石二鳥ですよ。
ラテマネーの確認を
「ラテマネー」とは、アメリカの資産アドバイザーのデヴィッド・バックが著書に出てくる言葉で、「1日1杯のカフェラテに費やすお金=毎日何気なく使ってしまうお金」のことです。
1日1杯400円のカフェラテを毎日飲むと、年間で15万円もコーヒー代に支出していることになります。
コーヒ代だけではなく、コンビニでつい買ってしまうお菓子や飲み物、お酒や雑誌など、無意識のうちに使用してしまっているお金も「ラテマネー」に含まれます。
あなたにとっての「ラテマネー」が何なのか、まずは把握してみましょう。
小さな支出の積み重ねが、やがて大きな支出になってしまいます。
1ヶ月にどれほど「ラテマネー」に使ってしまっているのかを計算して、小さな支出を減らしていきましょう。
ストレスを溜めない
貯金に意識を向け過ぎると、お金を使うことに罪悪感を感じてしまい、ストレスになることもあります。
節約も良いのですが、節約でストレスを溜め過ぎると、反動で散財してしまう可能性もあります。
先程ご紹介した「ラテマネー」も、気分転換やストレス解消になるのであれば、1週間のうち2、3回は使っても構いません。
要は頻度の問題であり、毎日無駄遣いをしなければ良いのです。
毎日のコーヒーをちょっとした楽しみにしているのであれば、我慢し過ぎることはせず、ストレスを感じない程度に楽しみながら貯金に繋げて行きましょう。
えのやん!
おきねえ
貯金1000万円超えたらさらにお金を増やすためやるべきことの記事まとめ
おきねえ
貯金1000万円超えたと言う方も、まだ超えていないと言う方も今後に向けて少しでも参考になったら嬉しいです。
だいちゃん
えのやん!
あまり無理はせず、マイペースに行こうと思います!
おきねえ
まずは出来る範囲で、1歩ずつが大切ですね!今後も主婦目線で節約系の記事を書いて行きたいと思います〜!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!