『早く帰宅して家族とご飯を食べたい』や『家に帰って趣味に没頭したい』などのように考えているサラリーマンは多いと思います。
平日でも早く仕事を終わらせて、自分の時間や家族との時間を楽しみたいものですよね。
しかし、理想はあっても実際のサラリーマンはそうもいきません。
勤勉で有名な日本人ではありますが、皆さんは日本のサラリーマンの平均帰宅時間はご存知ですか?
そこで今回は、日本のサラリーマンの平均帰宅時間や世界の帰宅時間について、また、遅くなりがちなサラリーマンの帰宅時間を早くする方法などをご紹介していきます!
だいちゃん
えのやん!
目次
サラリーマンの平均帰宅時間はどれくらい?
世界的には勤勉で良く働くとされている日本人ですが、日本人の平均的な帰宅時間はどれくらいになるのでしょうか?
とある調査によると、日本のサラリーマンの平均帰宅時間は20時から21時に集中していて、およそ50%の人がこの時間に帰宅しているようです。
次に多いのが21~22時の30%で、帰宅時間が23時を過ぎてしまうというサラリーマンのおよそ5%いました。
だいちゃん
えのやん!
サラリーマンの理想の帰宅時間はどのくらい?
サラリーマンに理想の帰宅時間を聞くと、18時から19時という答えが非常に多く聞かれます。
その理想の帰宅時間を挙げた理由としては、
- 家でゆっくりする時間が持てる
- 買い物や趣味の時間を持てる
- 自炊や家事などが出来る時間がある
など、仕事後の時間を有効活用したいと言う意見が多数見られました。
中には、ノー残業デーを実施する企業もあり、その時間が理想の帰宅時間だという回答をするサラリーマンもいました。
毎日がノー残業デーであれば、帰宅時間に関する不満も少なくなるかもしれませんね。
やはり理想の帰宅時間と現実の帰宅時間のギャップは、かなり大きいように見えます。
確かに、早く帰れるならば帰りたいと思うのは人の常ではありますが、20時過ぎに帰宅するというのはごく一般的な感じもしますね。
しかしながら、世界的に見るとやはり日本のサラリーマンの帰宅時間はかなり遅く、日本人が勤勉であると言われている事も頷けます。
では、一方で世界のサラリーマンたちの帰宅時間は、何時ごろになるのでしょうか?
だいちゃん
えのやん!
世界のサラリーマンの帰宅時間は?
サラリーマンの帰宅時間んは国ごとに大きな差があるようですが、日本のサラリーマンの帰宅時間を平均すると20時49分で、世界で最も遅いそうです。
ちなみに世界でも帰宅時間が早いといわれているのが、スウェーデンの17時11分で、日本とは実に3時間30分以上もの差があります。
これは仕事に対する考え方が大きく関わっていると考えられていて、日本では『仕事の為の生活』というライフスタイルが一般的です。
一方、スウェーデンなどの欧州の国々では『自分の生活の為の仕事』と考えられていて、日本とは正反対の考え方を持っているのです。
日本では平日の夜に家族が揃って食べられなくても不思議はありませんが、欧州の国々では家族との時間を大切にする為ほとんどの家庭では、家族全員で夕食をとるのが一般的です。
一体なぜ、日本のサラリーマンはそんなに帰宅時間が遅いのでしょうか?
だいちゃん
えのやん!
サラリーマンの帰宅時間が遅い一番の理由は残業
サラリーマンの平均残業時間は1カ月当たり47時間となり、月間当たりの稼働率で割ると実に1日当たり2.3時間も残業していることになります。
仮に就業時間9時の会社で、労働時間8時間で休憩45分間とすると、退社時間は17時45分になり、通勤時間が1時間としても19時には自宅に帰ることができます。
しかし、ここに平均残業時間をプラスすると、労働時間が10時間20分ほどになり休憩が60分に伸びるので、仕事が終わる時間は20時超えてしまい、帰宅は21時を過ぎてしまうのです。
だいちゃん
えのやん!
だいちゃん
平均帰宅時間を早くするには残業を減らすべし!
サラリーマンが、帰宅時間を遅くする原因が残業だということは、言わずともわかっていたこととは思いますが、では日本のサラリーマン残業をしないという努力はしているのでしょうか?
そもそも日本と欧米の違いって?
そもそも、欧米諸国と日本では仕事をするうえでてって的に違う点が1点あります。
それは、『ジョブディスクリプション』の有無です。
日本では自分が行うべき仕事を問われて、明確に答えられる人は少ないでしょう。
それは入社時や人事異動の際に行うべき仕事が明確にされていないからです。
欧米諸国では契約時や契約更新時などに、ジョブディスクリプションが配布されます。
ジョブディスクリプションには、以下のようなことが記載されています。
- 行うべき職務
- その職務の目的
- 責任の範囲
- 関わる取引先
- 職務を行う上で必要な資格やスキルや経験
このような事を明確に取り決められている欧米では、自分の職務以外の仕事を無駄に行うことは少なくなり、効率的に職務を行うことができるので残業をする必要がないのです。
また、欧米では自分と家族の事を優先とする考え方が一般的なので、仮に残業する必要があっても短い時間で行うか、そもそも断ってしまうことがほとんどのようです。
日本のサラリーマンが帰宅時間を早くする為にやること
定時に帰る=悪という考えを捨てる
なぜか日本のサラリーマンの中には定時で変えることに罪悪感を持っている人が多い傾向にあります。
そもそも『上司や先輩が残っているから』や『周りの人が帰っていないから』などの考え方が間違っているのです。
本来仕事はその人の職務内容や責任の及ぶ範囲をこなせばよいわけで、『上司や先輩や他の人が…』というのは一切関係がありません。
『残業しない人はやる気や忠誠心がない』と言ってくることもあるかもしれませんが、自分の職務を最大限クオリティー高くこなしていけば、仕事としては十分なのです。
そもそも何のための仕事か考える
そもそもあなたは何のために仕事をしているのでしょうか?
- 家族と幸せな日々を過ごすため?
- 自分の趣味を楽しむ為のお金稼ぎのため?
正直理由は人それぞれだとは思いますが、『会社の為に仕事をしている』という人はほとんどいないでしょう。
本来仕事とは自分の人生を豊かにするためのものですから、自分の時間や家族との時間を減らしてまで残業をするべきなのでしょうか?
自分の時間や家族との時間の為に働いている、という目的をしっかりと持って働くようにすれば、『たとえ業務が終わらなくても残業すればいいや』といった考え方はなくなります。
代わりに『定時に上がるためには?』と変えることにモチベーションが付き、結果仕事の効率も良くなるのです。
朝一の業務計画の立て方
出社して、朝一番にその日の業務計画を立てる人は多いと思います。
それについては特に悪いことはないのですが、業務計画の立て方に問題がある人が多いようです。
そもそも業務計画を立てても多くの場合、お客様対応や後輩や部下からの相談など時間を取られてしまい、計画通りに進みません。
そこでおすすめなのが、業務計画の中に定期的に予備時間を入れておくことです。
予備時間を入れておくことで、計画時には想定できなかった対応にとる時間も確保できます。
仮に予備時間を使わなかったとしても、業務を繰り越して行い、残った時間は翌日の準備などの時間とすれば、より効率的に業務をこなすことができるようになります。
明日できることは明日やる
上記のように、予備時間を設けても予定通り進まないこともあります。
そんなときは本当に今日中に終わらすべきなのか、今日終わらせないことの影響はどの程度あるのかを考えましょう。
そこで、今日中に終わらせなくても影響はないと判断できるものであれば、思い切って翌日に回してしまいましょう。
残業に頼らない収入の柱を手にする
僕自身がそうだったんですが、残業をする一番の理由が少しでも給料をあげたいから!と思っている人も結構いるはずです。
副業でブログを開始して脱サラするまでは、会社で残業する以外に収入を増やす方法を知らなかったんです。
残業をしている時間を自宅での副業時間に当てて、収入の柱を増やしていけば残業をしなくても年収を増やすことも可能。
実際に僕がブログアフィリエイトを教えている方で手取り17万円のサラリーマンがいるんですが、今月は本日時点で80万円を超えています。
ブログ開始わずか1年での結果になります。
だいちゃん
えのやん!
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部下や後輩をしっかりと育成する
残業するサラリーマンの多くには、この仕事は自分がやらなければならないとか、他の人にはできないから、などと考える傾向にあるようです。
しかし、そんな考え方ではいくらたっても残業時間は減りません。
それどころか年を追うことに業務が増えていき、残業時間も増えていってしまいます。
自分の残業時間を増やさないためにも、部下や後輩の教育は徹底しましょう。
これまで抱えていたことも思い切って部下や後輩に任せるようにすることで、業務効率を大幅に改善できることだってあるのです。
複雑な業務であればマニュアルなどを作成して、だれがその仕事を行っても同じパフォーマンスが出せる状況を作るようにしましょう!
だいちゃん
えのやん!
サラリーマン平均帰宅時間と通勤時間平均のまとめ
サラリーマンの帰宅時間に関する記事、いかがでしたか?
世界的に比べて、日本のサラリーマンの平均帰宅時間はかなり遅いようです。
そもそも日本のサラリーマンは仕事を死ぬほどすることが美学と考える傾向にあり、自分や家族の事を後回しにしがちです。
それが帰宅時間の遅さにも出てしまっているのではないでしょうか?
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今一度自分自身の働き方を考え直してみて、自分や家族との時間を多く確保できるようになるといいですね。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。